年収別手取り早見表2026年版|シミュレーターの使い方ガイド
kuras
個人の資産形成とプライバシー保護を専門とするファイナンスライター。ブラウザ完結型ツールの開発・運営を通じて、安全な家計管理の普及に取り組んでいます。
「年収○○万円の手取りはいくら?」——就職・転職・パートの働き方を考えるとき、最も気になるのが手取り額です。この記事では、2026年の税制改正(178万円の壁)を反映した最新の年収別手取り早見表と、当サイトのシミュレーターの使い方を解説します。
最終更新: 2026年4月20日
年収別手取り早見表2026年版(100万〜2,000万円)
以下は、2026年の税制改正を反映した年収別の手取り額一覧です。
※ 前提条件: 扶養なし・東京都・39歳以下・会社員・協会けんぽ
| 年収(額面) | 手取り(年間) | 手取り(月額) | 社会保険料 | 所得税 | 住民税 | 控除率 |
|-----------|------------|------------|---------|--------|--------|-------|
| 100万円 | 約99万円 | 約8.2万円 | 約1万円 | 0円 | 0円 | 約1% |
| 130万円 | 約119万円 | 約9.9万円 | 約10万円 | 約0.5万円 | 0円 | 約8% |
| 150万円 | 約131万円 | 約10.9万円 | 約15万円 | 約1万円 | 約3万円 | 約13% |
| 178万円 | 約153万円 | 約12.8万円 | 約19万円 | 約2万円 | 約4万円 | 約14% |
| 200万円 | 約167万円 | 約13.9万円 | 約22万円 | 約3万円 | 約8万円 | 約17% |
| 250万円 | 約205万円 | 約17.1万円 | 約28万円 | 約5万円 | 約12万円 | 約18% |
| 300万円 | 約243万円 | 約20.2万円 | 約35万円 | 約7万円 | 約15万円 | 約19% |
| 350万円 | 約280万円 | 約23.3万円 | 約41万円 | 約9万円 | 約20万円 | 約20% |
| 400万円 | 約318万円 | 約26.5万円 | 約47万円 | 約12万円 | 約23万円 | 約20% |
| 450万円 | 約353万円 | 約29.4万円 | 約53万円 | 約15万円 | 約29万円 | 約22% |
| 500万円 | 約388万円 | 約32.3万円 | 約59万円 | 約18万円 | 約35万円 | 約22% |
| 600万円 | 約457万円 | 約38.1万円 | 約71万円 | 約25万円 | 約47万円 | 約24% |
| 700万円 | 約524万円 | 約43.7万円 | 約84万円 | 約37万円 | 約55万円 | 約25% |
| 800万円 | 約591万円 | 約49.3万円 | 約96万円 | 約49万円 | 約64万円 | 約26% |
| 900万円 | 約652万円 | 約54.3万円 | 約105万円 | 約66万円 | 約77万円 | 約28% |
| 1,000万円 | 約718万円 | 約59.8万円 | 約112万円 | 約84万円 | 約86万円 | 約28% |
| 1,200万円 | 約838万円 | 約69.8万円 | 約124万円 | 約130万円 | 約108万円 | 約30% |
| 1,500万円 | 約1,011万円 | 約84.3万円 | 約139万円 | 約213万円 | 約137万円 | 約33% |
| 2,000万円 | 約1,288万円 | 約107.3万円 | 約157万円 | 約372万円 | 約183万円 | 約36% |
※ 概算値です。実際の金額は個人の状況(扶養人数・年齢・勤務地・加入保険等)により異なります。
手取りが額面の何割になるか — 年収帯別の目安
上の早見表から、年収帯ごとの手取り割合(手取り÷額面)をまとめると以下のとおりです。
年収が上がるほど税率が高くなるため、手取り割合は徐々に低下します。これは日本の所得税が超過累進課税を採用しているためです。
2026年と2025年の手取り比較
2026年の税制改正(178万円の壁=基礎控除引き上げ)による手取り増加額を比較します。
| 年収 | 2025年の手取り | 2026年の手取り | 増加額 |
|------|-------------|-------------|-------|
| 150万円 | 約128万円 | 約131万円 | +約3万円 |
| 200万円 | 約163万円 | 約167万円 | +約4万円 |
| 300万円 | 約239万円 | 約243万円 | +約4万円 |
| 400万円 | 約314万円 | 約318万円 | +約4万円 |
| 500万円 | 約384万円 | 約388万円 | +約4万円 |
| 600万円 | 約452万円 | 約457万円 | +約5万円 |
| 800万円 | 約585万円 | 約591万円 | +約6万円 |
| 1,000万円 | 約711万円 | 約718万円 | +約7万円 |
すべての年収帯で手取りが増加しています。これは基礎控除の引き上げにより所得税が減額されるためです。
手取り計算シミュレーターの使い方
当サイトの[年収 手取り計算ツール](/tools/take-home-pay-calculator)を使えば、より正確な手取り額をシミュレーションできます。
### ステップ1:年収(額面)を入力
源泉徴収票の「支払金額」欄に記載されている金額を入力します。月給制の方は「月給×12+賞与」で計算してください。
### ステップ2:扶養人数を選択
配偶者や子どもなど、税法上の扶養親族の人数を選択します。扶養人数が多いほど控除額が増え、手取りが増加します。
### ステップ3:年齢区分を選択
40歳以上の方は介護保険料が加算されるため、年齢区分を正確に選択してください。
### ステップ4:勤務地を選択
住民税の税率は全国一律ですが、健康保険料率は都道府県によって異なります。勤務地(保険証を発行する都道府県)を選択してください。
### 結果の見方
シミュレーション結果では以下の項目が表示されます。
▶ [年収 手取り計算ツール](/tools/take-home-pay-calculator)で今すぐシミュレーション
手取り計算の仕組み — 何が引かれているのか
額面(年収)から手取りまで、以下の順序で控除されます。
### 1. 社会保険料(約14〜15%)
### 2. 所得税(5〜45%の累進課税)
所得税は超過累進課税で、課税所得に応じて税率が上がります。
| 課税所得 | 税率 | 控除額 |
|---------|------|-------|
| 〜195万円 | 5% | 0円 |
| 195〜330万円 | 10% | 9.75万円 |
| 330〜695万円 | 20% | 42.75万円 |
| 695〜900万円 | 23% | 63.6万円 |
| 900〜1,800万円 | 33% | 153.6万円 |
| 1,800〜4,000万円 | 40% | 279.6万円 |
| 4,000万円超 | 45% | 479.6万円 |
2026年から基礎控除が引き上げられたため、課税所得が減少し、すべての年収帯で所得税が減額されています。
### 3. 住民税(一律10%+均等割)
住民税は課税所得に対して一律10%(都道府県民税4%+市区町村民税6%)+均等割(年間約5,000円)です。前年の所得に基づいて翌年6月から課税されます。
年収の壁と手取りの関係
2026年は年収の壁に関する制度変更が多く、手取りに大きく影響します。
| 年収の壁 | 手取りへの影響 |
|---------|------------|
| 178万円(所得税) | 非課税ラインが拡大、手取り増加 |
| 130万円(社会保険) | 判定緩和で扶養維持しやすく |
| 106万円(社会保険) | 10月に企業規模要件撤廃、社保加入拡大 |
詳しくは以下の記事で解説しています。
▶ [「178万円の壁」はいつから?変更スケジュール完全解説](/blog/nenshunokabe-178man-itsu-kara)
▶ [130万円の壁と106万円の壁はどうなる?判定ルール変更まとめ](/blog/130man-kabe-haishi-106man-henkou)
シミュレーション結果を活用するヒント
手取り額を把握したら、次のステップに進みましょう。
### 家計管理に活用
手取り額をベースに月々の予算を立てることが家計管理の第一歩です。一般的な目安として、手取りの25〜30%を住居費、10〜15%を食費、10〜20%を貯蓄に充てるのが理想とされています。
### 転職・昇給の手取り比較
「年収が50万円上がったら手取りはいくら増える?」——額面の増加額と手取りの増加額は異なります。年収が高いほど税率が上がるため、額面50万円増でも手取りは35〜40万円しか増えないケースもあります。シミュレーターで比較してみましょう。
### パート・アルバイトの最適な働き方
扶養内で働くか、扶養を超えて働くかの判断に、手取りシミュレーションは欠かせません。年収の壁シミュレーターと合わせて利用すると、最適な年収ラインが見えてきます。
▶ [年収の壁シミュレーター](/tools/income-wall/)で壁を超えた場合の手取りを確認
---
▶ 年収の壁2026年版の全体像は「[年収の壁2026年版完全ガイド](/blog/nenshu-kabe-2026-guide)」をご覧ください。
▶ 手取り計算の基本は「[年収から手取りを計算する方法](/blog/take-home-pay-guide)」で詳しく解説しています。
---
※ 本記事の早見表・シミュレーション結果は概算値です。実際の手取り額は個人の状況(扶養人数・年齢・加入保険・勤務地等)により異なります。正確な金額は給与明細や源泉徴収票をご確認ください。税務・社会保険に関する個別の判断は税理士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
出典: